泌尿器の症状は加齢とともに非常に多くの方が経験することですので、決して恥ずかしいことではありません。また生活の質と密接に関連します。
下記によく見られる泌尿器科の症状を挙げてみました。何か心配なことがあれば悩まずに、高齢だからと諦めず、どんな些細なことでもお気軽にご相談いただければ幸いです。
泌尿器科全般
泌尿器科全般
泌尿器の症状は加齢とともに非常に多くの方が経験することですので、決して恥ずかしいことではありません。また生活の質と密接に関連します。
下記によく見られる泌尿器科の症状を挙げてみました。何か心配なことがあれば悩まずに、高齢だからと諦めず、どんな些細なことでもお気軽にご相談いただければ幸いです。
こんな痛みや症状でお困りではないですか?
よくみられる症状でも、専門医で検査をすることで重大な病気の早期発見につながることもあります。泌尿器に心配なことがあれば、悩まずお気軽にご相談ください。
5歳を過ぎて1ヵ月に1回以上の夜尿が1ヵ月以上続く場合を夜尿症と定義しています。治療としてはまず生活指導と行動療法が行われます。内服治療としては、抗利尿ホルモン薬、抗コリン薬、三環系抗うつ薬などが処方されることがあります。
日常生活では、利尿作用のあるカフェインを含んだ飲み物(コーヒー、お茶など)を避けたり、昼間は規則正しくトイレに行ったり、就寝までの2〜3時間は水分摂取を控えるようにします。就寝前にトイレに行く習慣をつけることも予防につながります。
陰嚢の中に水がたまった袋があり、陰嚢が大きく膨れる状態になる病気です。基本的に痛みを伴いません。乳児期に多くみられますが1歳ごろまでに自然に治癒することが多いとされ、1歳を過ぎると自然治癒がしにくくなるといわれています。ときに鼠径(そけい)ヘルニアと陰嚢水腫の判断は難しいこともありますので、気になることがあれば受診をお勧めします。
包茎とは陰茎先端の亀頭部が包皮で被われている状態をいいます。生まれたばかりの男の子は全くむけない状態が正常で、むける時期は子どもによって様々です。4~5歳になると亀頭が見えるまでむけることもありますが、ほとんどの男性では、陰茎が成人の大きさに成長した段階で包皮をむいて亀頭を露出できるようになります。成人後の真性包茎は、手術が行われることがあります。包茎手術は、環状切除といって余っている包皮をリング状に切除して残った皮膚を縫い合わせる方法が一般的です。
精巣は胎生期に腹腔内で発生して、その後、陰嚢内に下降してきます。下降の過程で正常な位置に到達せず停留してしまう状態が停留精巣です。
精巣が正常に機能するためには比較的温度が低い陰嚢内にある必要があります。腹腔内は陰嚢内に比べ、2、3度高い温度環境といわれており、そこに精巣が停留してしまうと精子をつくる細胞が徐々に機能を失い数も減少していきます。不妊や精巣捻転、精巣腫瘍のリスクが上昇する可能性があるため、治療を要します。